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2009年 07月 28日
翌日も、うちの家族旅行のわりには
やる気のない感じのマルタスケジュール 地下墓地として紀元前2-3000年も前に建造されたという ハイポジウムと、タルシーン神殿を見たあとは vallettaでランチして、ホテルでのんびり まずはハイポジウム(Hal Saflieni Hypogeum)へ この地下神殿、素晴らしいです 岩盤を数って作られ、墓所として機能していたそう。 遺跡保存の観点から、1回につき10名しか入場できないため 事前の予約がマスト。 そして、入場料も20ユーロとなかなかお高いです 遺骨で埋め尽くされていたという部屋を見て周るのですが、 紀元前3800-2500年頃の人々が 簡単な道具で、自然の洞窟をこういった形の「神殿」にまで作り上げた その偉業には脱帽 かすかに射す光に照らされた姿は確かに神秘的 ここは20世紀初頭に、住宅を建てる際に偶然見つかったとかで 周りは超住宅街 このギャップも不思議な感じです 20ユーロの価値があるかは別としてぜひとも行って欲しい 写真撮影も当然NGなので、これは見にいけた幸運な人だけが記憶に残せるsiteです 周辺の住宅地もどことなくエキゾチック。。。 その後、タルシーン神殿(tarxien temples)へ マルタは、人類最古の巨石建造物といわれている 先史時代の神殿が数多く発見されている 世界遺産にも登録されているんですが、ここもそのひとつ 今から4500年以上も前の遺跡は、 四大古代遺跡よりもはるかに古い時代に造られた遺跡とのこと。 マルタでも規模の大きい遺跡ということで結構期待してたんですが。 石が積み重なったよくわかんない場所。 という印象が最初から最後まで拭えなかった。。。 ストーンヘンジの壮大さとか トルコやイタリアのローマ時代の遺跡の優美さとか そういうものを期待してはいけません。。。 まぁ時代が古いこともあって、 そんなに完璧に残っているわけでもないですが(笑) いうなれば、簡素。 そのひとことに尽きます マルタに行ったことある人、感想教えてください。 こんな感じ。 ふくよかな女神像がマルタの人間観をよくあらわしているような気はします。。。 そんな感じでさらりと押さえるべきを押さえてしまったので あとはランチしてホテルに戻ります 本当は海がハイパーキレイというゴゾ島なんかに 行く予定もあったんだけど もう、プールでまったりでよくない? みたいな思考回路になっちゃうんです そこらへんはリゾートなもんで。 今から思えば、やっぱりゴゾ島行っとけばよかったみたいに 思ったりもするんですけど それはまた次回のお楽しみということで。 とりあえず、バレッタでランチ 実は、昨日もチェックしててでも 満席で入れなかったレストランがあったんでそこへGO! Republic street沿いです King's Own bar and resaturantという名のレストランは、 その名のとおり、大統領お抱えのband clubの集会所的なところだったそう 1874年創業で 今でも地元の人で大賑わい 昼間っから皆で集ってわいわいやってる このレストラン、また行きたい マルタに行く方、強力にオススメしますYO! まずは、炎天で失われた水分をビールで補給しないとね。 ローカルビールのCiskは、こういう天気に合うライトなおいしさ♪ フライドカラマリ カラリと揚がったカラマリ君。 スパイスが地中海風 蛸のシチュー 超柔らかタコ君がガーリックとハーブにまみれていい味を放出しています サーモンクリームペンネ ロンドンでは望めないアルデンテのパスタ そして、魚くさくない鮭のよい調理加減 クリームと味付けのバランス イギリス人には無理だねぇ seashell tomato pasta 本日のイチオシメニュー!!! アルデンテのパスタに絡むのは 大量の魚介の旨味と程よいガーリック このパスタは本当に絶品! 地中海沿岸地域の人たちって どうやったら一番おいしく、旨味を堪能できるか シーフードの調理法を熟知してるんだね 大満足のランチのあとは ホテルに戻って昨日と同様 ラウンジでアフタヌーンティ>プール>アペリティフ>ディナー とお決まり化した自堕落バカンスを。 程よく太陽を吸い込んだプールの心地よさは こういう土地でもっとも活かされるんでしょうね 気づいてみれば乾燥してる空気のなかで 水と戯れ、飽きればお酒でも飲んで あー、なんて極楽なんじゃ。。。 ディナーは結局昨日と同じエセジャパニーズにいっちゃいました ラーメンを食べてみたけど、うどんのほうがおいしかったかな 夜になっても、この心地よい 地中海の風に吹かれながら 久々に家族5人+1子供(すでに就寝)で 積もる話をしながら、更けゆく夜を過ごしておりました そして翌日 もうバイバイです あっという間でした 無為に過ごす時間が一番早く過ぎ去っていってしまうのは 忙しい毎日を過ごしている人の特権だ 思い返せば、かけがえのない一瞬がたくさん散らばってる もっと、長く楽しみたかったと思えるからこそ、また次が楽しみになる 次のバケーションはもう10日後なんですけど、実は。
by ray_th
| 2009-07-28 23:59
| malta マルタ
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