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2009年 04月 24日
翌朝。
ホテルで朝食を食べた後、早速出かけたのは O-N-S-E-N! 温泉。hot springですYO! ヨーロッパだと、温泉といっても飲用が主で お湯に浸かるタイプは少ない そんな中、ブダペストは所謂入る温泉がメイン♪ 途中、ホテルの近くにある工芸美術館を眺める ここも世紀末建築家として著名な、レヒネル=エデンが設計を担当。 植物的な優美な曲線 ジョルナイ製の鮮やかなタイルを用いた屋根 ブラボー! そん後、ゲッレールト温泉へ ブダペストでも1、2を争うメジャーどころ こちらはアールヌーボーな美しい建物が有名 この温泉施設は 自由橋を渡ってすぐ目に入る 美しい外観のホテル・ゲッレールトに併設されています 入り口で料金を支払って、キャビンに行くと、 おばさんがベッド付きの小部屋をあてがってくれます そこで母と二人、水着に着替えて、いざ。 まずは温泉。 ここは、水着を着てない人もちらほらいるゾーンで みなさんぼへーっとはいっています 温度はぬるめ そして、深い なんだか長居できちゃいそうな居心地いい感じ ここの温泉はなんといっても屋内の温泉プールが有名 内装が常識を超えるレベルで素晴らしく、なんともいい気分で温泉で遊べる ここは温度はかなり低めでほんとにプール。 マジメに泳ぐこともできます 採光を考慮された構造で 水面には柔らかい日差しがきらきらと映えて とても穏やかな気持ちで楽しむことができます 朝っぱらからリフレッシュして、 これまた立派な建物の中央市場でお買い物などしながら街歩き。 市場では、またしてもプラハ以来ラブになった 屋台料理、ランゴーシュを見つけたよ♪ 続いて、シナゴーグ。 ここのシナゴーグはひたすらに豪華!! なんと、ヨーロッパ最大、世界でも エルサレム、ニューヨークに次いで 3番目に大きいシナゴーグだそう。 1850年代に建立。 ビザンティン・ムーア様式で、玉葱型の2本の塔が印象的。 なんだかオリエンタル。 内部も絢爛豪華で、なかなかに興味深い 威信をかけてつくられたんだろうな。。。 そのままとことこ歩き続けて次には カフェシリーズ第2弾。 Muvesz cafe 内部をみなかった私たちにはさりとて感動もなかった 国立オペラ座(失礼!)の向かいにある老舗カフェ 1910年創業で 向かいにオペラ座があることからも 芸能関係者が集ったという。 こういう歴史がつまったカフェやレストラン、建物が そこかしこにあるのがブダペストの魅力なんだろうな。 ブダペストに限らず、中欧に関して特筆すべきは ハプスブルク家に支配を受けたことで 影響された文化がその国固有の文化と融合して 独自の発展を遂げていること 社会主義であった時代に それらの一部が失われてしまったことは 非常に残念だけど そのおかげで、また街に独特の芯の強さが 加わったようにも思える 不思議なところだ。。。 不思議といえばブダペストの地下鉄 昨日乗った3号線は比較的新しいので やたらと深いので有名 昨日ブダ地区からの帰りで使った、もっとも深いモスクワ広場駅。。。 そして、人気の1号線。 この地下鉄1号線もまたすごい 地下鉄1号線が営業を開始したのは、1896年。 ハンガリー建国千年祭に併せての完成をめざし、 たった2年足らずで完成させたもの。 そしてこれは、ユーラシア大陸初の地下鉄となった さらに、電気運転の地下鉄としては世界初で、 地下鉄として唯一、世界遺産に登録されているものだそう ブダペスト、ってあんまり馴染みのない人が多いと思うけど こういうことを知ると、とても魅力のある行くべき街になるでしょ? この貴重な地下鉄に揺られて市民公園まで行く 3号線とは対照的に浅い1号線は 地下鉄入り口から階段を数段下ると そのままそこがホームになっている構造 雰囲気も昔のそのままで走る電車も その時代のものを極力変えずに今に 引き継いでいるそうです その地下鉄でむかったのが 市民公園 なかなか圧巻な英雄広場を眺めわたし 最後のご飯に向かいます bagolyvar(バゴイバール) ブダペストの超々有名レストランのディフュージョン グンデルより、素朴で家庭的な雰囲気が売り それを売りにするためにスタッフは全員女性 というなんだかわけの分からない強いポリシーを持っている もともと、地元の家庭料理のほうにより 興味のある二人ですから迷わずこちらへ。。。 (値段もいいしね。) またしてもグヤーシュ。 ここのグヤーシュは具沢山で大変おいしゅうございました グヤーシュは店によって、本当に味が異なっている そして今回食べたグヤーシュはそのどれもが おいしかった♪ パプリカがいいスパイスなんでしょう。 おもわず、中央市場で2人とも パプリカパウダーを買ってしまったくらいですから(笑) チェリースープ 再登場、スウィーツ、にみえるけど前菜シリーズ。 しかし、これを前菜にする神経がまったくわからん デザートにすればいいのにさ。 (そしてかたくなに郷に入っては、とばかり 前菜として頼む私も私だが。。。) こちら、シナモンが効いてます でもいい感じに。 たしかにおいしい けど、やっぱり最後でいいと思うんだけど。。。 ロールキャベツ (と当然パプリカソース) こちらも、ブダペストにいる間に食べたかったメニューのひとつ 普通においしい と、たっぷり食を満喫したところで time up!! このやたらと充実した、しかしゆらりとした ブダペスト旅行はここで終わり 地下鉄とバスを乗り継いで空港へ 一路パパと妹の待つロンドンへ帰って行きました 学生時代に訪れたウィーン、昨年いった極寒のプラハに次いで いよいよ中欧3大都市制覇。 どこも似ているようでいて それでも、じっと見つめてみると それぞれ異なる個性が滲み溢れてくる 不思議な魅力を持つ街たちです 中欧の雰囲気は 西ヨーロッパとは異なるより深長な、しっとりとしたもので 訪れると、ここが確かに 歴史の激動の只中を潜り抜けて その流れのひとつとして今という時代を 過ごしているような感じがします さて、次はどこへいこうかな。 また、みたことのない何かを探しにね。
by ray_th
| 2009-04-24 23:59
| hungary ハンガリー
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